第38回関東学会栃木大会

2016-03-14

3月13日(日)、公益社団法人日本柔道整復師会が主催する関東学術大会栃木大会に出席しました。関東学会は関東ブロックの7県が毎年持ち回りで担当し開催する学術大会です。今年は栃木県柔道整復師会が担当で開催されました。

 

 

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会場となった栃木県総合文化センター

 

 

午前中は特別講演として、とちぎリハビリテーションセンター所長・病院長の星野雄一先生より『ロコモティブシンドロームの新展開』との題で講演がありました。

 

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは、運動器の障害のため移動機能の低下をきたした状態でこれが進行すると介護が必要になるリスクが高まると言われています。骨、関節、軟骨、椎間板、筋肉といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害がおこり、『立つ』、『歩く』といった機能が低下していきます。超高齢社会・日本の将来を見据え、日本整形外科学会が提唱している概念です。

 

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実際にロコモチェックを体験します。

 

 

ロコモティブシンドロームの7つのチェック項目として、以下の項目があります。

 □片脚立ちで靴下がはけない

 □家の中でつまずいたり、すべったりする

 □階段を上がるのに手すりが必要である

 □家のやや重い仕事が困難である

 □2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である

 □15分くらい続けて歩くことができない

 □横断歩道を青信号で渡りきれない

 

当てはまる項目はありますか?ロコモ対策として『片脚立ち』と『スクワット』が有効であるとの事でした。

 

最近では、子供にもロコモが増えてきており平成28年度から保護者に質問表を記入してもらうことで、ロコモチェックが行われるそうです。

 

 

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子供のロコモチェック

 □背中が曲がっている

 □腰を曲げたり反らしたりすると痛む

 □腕、脚を動かすと痛む

 □腕、脚に動きの悪いところがある

 □片脚立ちが5秒以上できない

 □しゃがみ込みができない。

 

 

次に、国際部活動報告として日本柔道整復師会が国際交流事業の一つとして2005年から続けている、モンゴルでの活動報告が行われました。モンゴルの大学や病院で現地の医師や医学生に我々柔道整復師が行っている骨折、脱臼をはじめとする外傷の整復法、固定法、後療法などの講義を行っています。またモンゴルの報告でも徒手整復の実施例が増えることで外傷における外科手術の件数が減少しているとの報告もありました。来年9月にはモンゴル国立医療科学大学に柔道整復学科が設立される予定です。

 

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モンゴルでの活動報告

 

 

その他には、介護における地域連携の中で柔道整復師、接骨院・整骨院がどのように貢献できるか、市町村が主体となる地域包括ケアシステムや新しい総合事業で柔道整復師の役割について検討されました。

 

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地域社会での柔道整復師の役割とは

 

 

会場では、私が修行していた山口整骨院の先輩で千葉県で開業している山上先生と山田先生にお会いすることができ、久しぶりに昔話に花が咲き楽しいひと時を過ごすことも出来ました。

 

昼食をはさみ、午後は日本柔道整復師会の工藤鉄男会長による基調講演、関東ブロック各県の会員代表による研究発表が行われ、朝から夕方まで勉強漬けの一日でした。

 

 

 

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